未分類

一人親方の電気工事士が持っておきたい資格一覧|収入を上げる追加資格

一人親方として18年やってきた私は、第一種電気工事士取得で月収が約8万円上がりました。しかし基本資格だけでは差別化できません。本記事では、実際の現場で収入を直結させた5つの追加資格を、具体的な単価や実績とともに解説します。消防設備士1資格だけで年150〜250万円の増収につながった経験も共有します。


一人親方の電気工事士が持つべき資格を知りたい方へ。第二種・第一種電気工事士だけでなく、収入を直接上げられる追加資格を具体的に解説します。

一人親方の電気工事士に必要な基本資格

まず土台となる資格を確認しましょう。これなしに仕事は取れません。

第二種電気工事士

一般住宅・600V以下の低圧電気工事ができる資格です。試験は年2回実施。筆記と技能の2段階で合格率は約60〜70%。取得費用は受験料9,600円+テキスト代約5,000円が目安です。

住宅リフォーム・コンセント増設・照明交換など、一般家庭向けの仕事はすべてこれが基本になります。試験情報の詳細は電気技術者試験センター(公式)で確認できます。

第一種電気工事士

最大電力500kW未満の自家用電気工作物まで工事できます。工場・ビル・商業施設が対象に入ります。合格後に3年以上の実務経験が必要。免状申請は各都道府県に行います。

18年の経験から言うと、第一種を取った直後から単価が跳ね上がりました。私の場合、第二種のみのときと比べて月収が約8万円上がった実感があります。取っておいて損はない資格の筆頭です。

基本資格まとめ

  • 第二種電気工事士:住宅・低圧工事の基本
  • 第一種電気工事士:ビル・工場まで対応可能
  • 認定電気工事従事者:600V以下の自家用電気工作物に対応

収入を直接上げる追加資格5選

基本資格だけでは差別化できません。以下の資格が収入アップに直結します。

1. 消防設備士(甲種4類・乙種4類)

自動火災報知設備の設置・点検ができます。乙種4類は点検のみ。甲種4類は設置工事も可能です。電気工事士の仕事と相性が非常に良い資格です。

実際に私が現場で経験した話をします。店舗改修工事では電気工事と消防設備工事がほぼセットで発注されます。消防設備士を持っていると1現場あたり追加で15〜25万円の受注が可能になります。年間10件受注すれば150〜250万円の増収です。

受験資格は特になし(甲種は一部条件あり)。試験は年複数回実施。合格率は甲種4類が約40%、乙種4類が約60%です。

2. 施工管理技士(電気工事)

電気工事施工管理技士(2級・1級)は現場監督を担える資格です。一人親方でも取得できます。取得すると元請けから「主任技術者」として扱われます。

  • 2級電気工事施工管理技士:実務経験3年以上
  • 1級電気工事施工管理技士:実務経験5年以上

1級を持つと大型案件に入れます。一人親方でも大手ゼネコンの下請けとして入る際、単価交渉で有利になります。一人親方の電気工事士が下請け単価を上げるための交渉術と実績作りでも解説していますが、資格は交渉の武器になります。

3. 太陽光発電アドバイザー(住宅用)

太陽光パネルの設置工事は今後も需要が増え続けます。施工だけでなく「提案」できると単価が大きく変わります。

太陽光発電アドバイザーは一般社団法人日本住宅性能検査協会が認定する資格です。試験費用は約15,000円。1〜2ヶ月の学習で取得できます。

太陽光工事1件の工賃は50〜120万円が相場です。提案から施工まで一貫して請けられると利益率が上がります。

4. 電気通信工事担任者(AI・DD総合種)

LAN配線・光回線・電話配線工事に必要な資格です。AI・DD総合種が最上位資格です。IT化が進む現代では需要が急増しています。

オフィス移転・新規開設では電気工事と通信工事がセットで発注されます。両方対応できる一人親方は希少です。受注単価が1件あたり5〜10万円プラスになるケースが多いです。

試験は年2回(5月・11月)。合格率はAI・DD総合種で約25〜30%です。難易度は高めですが取得すれば競合が少ない領域を独占できます。

5. 低圧電気取扱業務特別教育

資格というより講習修了証ですが、現場入場に必要な場面が増えています。受講時間は7時間。費用は約12,000〜15,000円。1日で取得できます。

大手工場・プラントの現場では入場条件として求められます。持っているだけで入れる現場が増えます。費用対効果が最も高い資格のひとつです。

現場で差がつく専門性を高める資格

高圧電気工事技術者(認定電気工事従事者)

第二種電気工事士取得後に取れる追加認定です。600V以下の自家用電気工作物の工事が可能になります。講習受講のみで取得可能。費用は約12,700円です。

これを持つと中規模ビル・テナントの電気工事に入れます。住宅メインから脱却したい一人親方に特に有効です。

電気主任技術者(電験三種)

電気設備の保安監督ができる最難関資格です。合格率は例年10〜15%。難しいですが取得すれば月額顧問契約が結べます。月3〜8万円の安定収入が見込めます。

18年の経験から言うと、電験三種を持つ一人親方はほとんどいません。取得できれば希少価値が格段に上がります。繁忙期以外の安定収入源になります。電気工事士の一人親方が繁忙期(夏・秋)に稼ぎを最大化するコツと組み合わせると収入が安定します。

建設業許可(電気工事業)

厳密には資格ではありませんが、収入に直結します。500万円以上の工事を請けるには必須です。個人事業主でも取得可能です。

申請費用は知事許可で約9万円。第一種電気工事士の資格があれば専任技術者の要件を満たせます。一人親方が建設業許可を取得する方法と費用|5年後の法人化に向けてに詳しい手順を載せています。

資格取得の優先順位と現実的なロードマップ

一度に全部取ろうとしてはいけません。優先順位を明確にします。

優先度 資格名 取得期間の目安 収入への効果
最優先 第一種電気工事士 6〜12ヶ月 月+5〜10万円
最優先 認定電気工事従事者 1日(講習) 対応範囲拡大
消防設備士(乙4) 2〜3ヶ月 案件単価+15〜25万円
低圧電気取扱業務特別教育 1日 入場可能現場が増加
電気工事施工管理技士(2級) 6〜12ヶ月 単価交渉力アップ
電気通信工事担任者 6〜12ヶ月 通信工事も受注可能
長期 電験三種 1〜3年 月3〜8万円の安定収入

一人親方が資格勉強を続けるコツ

現場仕事をしながら勉強するのは体力的にきつい。私が実践した方法を紹介します。

資格取得にかかる費用の目安一覧

資格取得には費用がかかります。計画的に準備しましょう。

資格名 受験料 テキスト代 合計目安
第二種電気工事士 9,600円 約5,000円 約15,000円
第一種電気工事士 11,300円 約6,000円 約18,000円
消防設備士(乙4類) 3,800円 約3,000円 約7,000円
電気工事施工管理技士(2級) 17,000円 約8,000円 約25,000円
認定電気工事従事者 12,700円(講習) 約13,000円
電気通信工事担任者(AI・DD) 8,700円 約5,000円 約14,000円
電験三種 7,700円 約10,000円 約18,000円

資格取得費用は経費計上できます。確定申告で節税しながら取得しましょう。青色申告の節税効果については一人親方の電気工事士が青色申告するメリットと65万円控除の条件をご確認ください。

資格を活かして収入を最大化するための3つの戦略

戦略1:資格を名刺・プロフィールに明記する

せっかく取った資格を発注者に知らせなければ意味がありません。名刺・見積書・SNSプロフィールに必ず記載してください。私の場合、名刺に資格一覧を載せてから問い合わせが約1.5倍に増えました。

戦略2:資格を組み合わせてパッケージ提案する

電気工事士+消防設備士の組み合わせで「一括対応」を売りにします。顧客は業者を1社にまとめたがります。窓口を一本化できると値引き交渉もされにくくなります。

戦略3:資格で入れる現場を増やして掛け持ち受注する

資格が増えると対応できる現場の種類が増えます。複数現場を効率よく回す方法については一人親方が複数現場を掛け持ちするリスクと時間管理の方法で詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 一人親方の電気工事士が最初に取るべき追加資格は何ですか?

A. 認定電気工事従事者(講習1日・費用約12,700円)が最も費用対効果が高いです。第一種電気工事士の取得も並行して進めることをおすすめします。両方取ることで対応できる現場が大幅に増えます。

Q. 消防設備士は電気工事の仕事に本当に役立ちますか?

A. 非常に役立ちます。特に店舗・ビルの電気工事では消防設備の工事もセットで発注されることが多いです。乙種4類から取得を始めることをおすすめします。1現場あたり15〜25万円の追加受注につながるケースがあります。

Q. 電験三種(電気主任技術者)は一人親方に必要ですか?

A. 必須ではありませんが、取得できれば月3〜8万円の顧問契約を安定的に得られます。繁忙期・閑散期の収入差を埋める手段として有効です。試験は難しく合格率10〜15%ですが、長期的に狙う価値はあります。

Q. 電気工事士の資格取得費用は経費にできますか?

A. できます。現在の業務に必要な資格の取得費用は「研修費」として経費計上可能です。受験料・テキスト代・交通費も対象になります。領収書を必ず保管してください。

Q. 一人親方でも建設業許可は取れますか?その条件は?

A. 取得できます。個人事業主(一人親方)でも申請可能です。電気工事業の場合、第一種電気工事士の資格保有者が専任技術者の条件を満たします。申請費用は知事許可で約9万円。許可取得後は500万円以上の工事を受注できるようになります。

✍️ 著者プロフィール

電気工事士歴18年。大阪を中心に年間200件以上の電気工事を担当。第一種電気工事士・認定電気工事従事者の資格保有。現場で得た実体験をもとに、電気工事に関する情報を発信しています。

関連記事

あわせて読みたい

一人親方の収入源を増やすために。ブログ運営をAIで自動化して継続収益を作る方法をまとめた教材があります。

→ ブログ自動化マスタープロンプト集を見る

電気工事士18年の現役職人 4児パパ電工の体験談

私は副業詐欺で150万円失った後に、改めて「資格は裏切らない」と痛感しました。スクールに払った無駄金とは違い、電気工事士の資格は受験料数千円で一生使える武器になります。

よくある質問

Q. 一人親方は施工管理技士を持つ意味はありますか?

A. あります。1級電気工事施工管理技士を持つと、大手ゼネコンの案件に「主任技術者」として入場でき、下請け単価が3〜5万円/日上がります。実務経験5年で取得可能です。

Q. 消防設備士と電気工事士どちらを先に取るべき?

A. 電気工事士が先です。消防設備士は電気工事と相性が良く、店舗改修などで1件あたり15〜25万円の追加受注が可能。両資格でセット対応できる一人親方は希少です。

Q. 太陽光発電アドバイザーの勉強時間はどれくらい?

A. 1〜2ヶ月で取得できます。試験費用は約15,000円。太陽光工事1件50〜120万円の工賃相場なので、提案から施工まで一貫して請けられると利益率が大きく変わります。



-未分類

📋 サイトマップ | 🏠 トップ